世界長者番付1位!ジェフベゾスさんに学ぶ経営術
毎年恒例、世界長者番付がフォーブス誌で発表されました。
今年は!この人が1位に輝きました!
Amazon創業者 ジェフ·ベゾスさん
マイクロソフト ビル・ゲイツさん
世界一投資家 ウォーレン・バフェットさん
おさえての堂々の1位!!
その資産なんと
1120億ドル!!
日本円でなんと
約11兆9000億
もはや、国じゃ!
ケタ違いの金持ち
世界一の金持ちに押し上げたのは、やはり、Amazonという会社のおかげです。
てことで
長者番付世界一に輝いたベゾスさんの経営術を学びましょう。
ジェフベゾスさんから学ぶ経営術3つの特徴
ベゾスさんの経営の特徴はこの言葉にわかりやすく表現されてます。
アマゾンには原動力となる3つの考え方があります。ひとつは「常に顧客中心に考える」こと。ふたつ目は「発明を続ける」こと。3つ目は「長期的な視野で考える」ことです。この経営哲学は10年後も変わりません。将来どのようなビジネスをやっていくかを話すのは難しいですが、アマゾンはこの3つに基づいた企業であると自信を持って言えます。
1つ目は、「常に顧客中心で考える」
2つ目は、「発明を続ける」
3つ目は、「長期的な視野で考える」
この3つがベゾスさんが考える経営の軸となっています。
具体的にどういうことか解説していきます。
①常に顧客中心で考える
【顧客中心で考える】というのは、顧客を出発点に考えるっていうことです。
例えば、ベゾスさんはこのような発言していました。
私は頻繁に『この先の10年で何が変わるのか?』という質問を自分に投げかけます。反対に、『この先10年で何が変わらないか?』という質問は絶対にしません。しかしながら、2つ目の質問は1つ目のものよりも重要なんです。私たちが展開する小売業では、顧客が低価格での商品提供・迅速な配達・商品の幅広いチョイスを望んでいて、この要望がこの先の10年間変わらないであろうことを十分に理解しています。先の10年間で顧客が『もっと製品を高くしてくれ』『もっとゆっくりと配達してくれないか』と望むことはあり得ないことなので、現在顧客の要望に答えるために注いでいる努力が、これからの10年間報われ続けることは至極当然のことです。長期的展望であっても信じていれば、多くの力をつぎ込めます」
何でも揃って、低価格で、素早く手に入れたいというお客様の変わらないニーズから考えて、出来上がったのがAmazon。
これが顧客中心で考えるってことなのです。
気をつけて頂きたいのが、【顧客のために】ってことと違うということです。
顧客のためにとなると、流行や他社がやってるモノも、顧客のために真似るってことになり、他社と似たようなサービスになってしまいます。
また、顧客のために、他社よりもいいサービスをということになり、結果、他社の行動ばかりに目がいってしまいます。
決して、顧客のためにってことが悪いことではないのですが…
流行を追いかけた商品や他社を真似した商品では、Amazonのような大きな成功を得ることは難しいのです。
②発明を続ける
発明とは、今までになかったものを新しく考え出すことです。
ベゾスさんはこのように宣言もしてます。
我々は他者をマネしたビジネスには手を出しません。アマゾンは普通のやり方は絶対に採用しません。
他社とは違う全く新しいことに挑戦することは、失敗のリスクも大きいですが、リターンも大きい。
他社ができなければ、価格も自由に決められ、お客様も独占できるので、かなり大きな利益を得ることができます。
っていうのは、簡単ですが…
実際は、発明できること自体が難しい、新しいことがお客様に受け入れられないこともあります。
まさにハイリスク·ハイリターン。
このハイリスクに挑めるのは、顧客中心だから絶対にお客様に絶対受け入れられるっていう自信があるからかもしれませんね。
③長期的な視野で考える
これが一番の特徴的なところです。
どれだけ長期的かというと、ベゾスさんはこう仰ってました。
我々は辛抱強い。待つのは平気です。2~3年で上手くいく必要はありません。状況によっても変わりますが、一般的に私たちのタイムラインは、5年から7年です。
実際、Amazon.com は6年間ずっと赤字でした。その間は、巨大なマーケットにするために1兆円近くの投資を続けました。もちろん、投資家からはバッシング受け続けましたが、我慢し続けて、今のAmazonまで成長させたのです。
初めから長期的な視野で考えてたからこそ、この投資ができたのだと思います。
ベゾスさんの経営術は、他にも学ぶべきことがたくさんありますので、是非研究してみて下さい。